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02.東南アジア前編

9.ベトナム バスの旅 <2001年7月18日〜7月21日:ダラット→ニャチャン→ホイアン>

ダラット→ニャチャン→ホイアン

ベトナムでは、国内の移動に多くの旅行者がシンカフェなどの旅行代理店のツーリストバスを利用しているという。確かに旅の途中で聞くベトナムの噂は悪いものばかりだったが、それはローカルバスやバイクに乗って旅をしている旅人の話だった。ツーリストバスはホーチミンからハノイまで通しでチケットを買うことができる。いくつかのルートの中から経由地を選んで、それぞれの経由地でいつバスに乗るか出発前に予約を入れればよいシステムになっている。

カンボジアの交通事情の悪さを経験した後だけに、ベトナムの便利さ、簡単さは天国だった。安さをとってローカルバスで旅する手もあったが、今回は中国に入る前の休息として、少し楽をしてツーリストバスを利用することにした。

魚捕り網で魚を捕っている人 魚捕り網で魚を捕っている人

今回選んだルートは、ホーチミン→ダラット→ニャチャン→ホイアン→フエ→ハノイというルートである。

ベトナムの新婚カップルに人気の観光地であるという高原都市のダラットは、「ここは本当にベトナムか?」と思ってしまうほどアジアらしくない街だった。
別荘らしきこぎれいな建物がダラット郊外に建ち並び、ダラット自体も湖あり、山あり、教会ありのとてもきれいな街である。ホーチミンと同じくこの町もまたフランスの影響を感じさせる街の造りだった。

湖沿いの道はとても快適で、散歩にはもってこいだった。
とてもよく整備された湖だが、よく見てみると湖に入って貝を採ったり、大げさな魚捕り網で魚を捕っている人たちがいたりしてなかなか面白かった。

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ニャチャンはベトナム屈指のリゾートである。むさ苦しい旅人にビーチは似合わないが、ホイアン行きのバスに乗り継ぐため立ち寄った。
また、ニャチャンにはベトナムを代表する漁港があるらしく、ビーチではゆでたシャコとカニを売り歩くおばちゃんの姿が目立つ。夕方には皿に山盛りシャコとカニを盛って1ドルだというので1皿いただくことにした。レモン汁と塩を混ぜたものも一緒に出てきて、それにつけて食べるシャコとカニはたまらなく美味しかった。これを食べることが出来ただけでもニャチャンに立ち寄った価値があったと思った。

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ニャチャンからホイアンへは夜行バスを利用した。ホイアンは宿が高く、しかもサマーシーズンでどこのホテルも客でいっぱいだ。いくら探しても適当な宿を見つけることが出来なかったので、結局シンカフェバスが到着したホテルのドミトリーに泊まることにした。

少し歩いただけでもすぐに分かるが、ホイアンは随分と小さな街らしい。小さいが、川沿いに発展した実におだやかで、居心地の良い街である。
どことなく中国を思わせるような古い街並みが川と平行に走っていて、古い家屋の多くはお土産屋などとして利用されている。雰囲気的には中国各地で見られる街の老街のような感じだ。

ホイアンの街並み ホイアンの街並み

船頭のおばちゃん 船頭のおばちゃん

トゥボン川にかかる橋を渡って対岸に行ってみようと思い橋を渡りかけるが、そこで船頭のおばさんに声をかけられた。普段はあまり遊覧船のようなものは利用しないのだが、街の雰囲気もいいし、そのおばさんの漕ぐ小さな舟に乗ってみることにした。
漕ぐのがおばさんだけあって進むのが非常に遅く、結局1時間たってもたいして動き回ることもできなかったが、のんびりと川の上を漂うのは気持ちのいいものだった。

ベトナムの船には、よく舳先に目玉が描かれているが、それはグッドラックを意味するのだそうだ。船頭のおばさんがそう教えてくれた。

舳先に目玉が描かれているベトナムの船 舳先に目玉が描かれているベトナムの船

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