13.プーネ
ムンバイの東方、ほど近いところにあるプーネの町は、インドでは珍しく、どこか清潔な感じのする町であった。このプーネから日帰りできる距離に、カールリーという石窟寺院(仏教)のあるところがある。石窟の天井はドーム型に彫り込まれ、チーク材のリブが施されている。左右両側は列柱が建ち並び、その奥にチャイティヤ(礼拝対象)としてのストゥーパが安置されている。明かり採りの窓から差し込む光によって、ぼんやりと浮かび上がる、この神聖な空間の中に立ったとき、息が止まりそうなほどの感動をおぼえた。