43.サラハン

インド北部、ヒマラヤ山脈の中腹に位置するのがヒマチャール・プラデシュ州である。樹木の豊富なこの州では、石造が主流のインドにおいては珍しく木造の建築が豊富である。杉の樹林の中の道を行き、バスの車窓から木造の民家の建ち並ぶ集落などを見ていると、どこか日本にも通じるものを感じ、ほっとする気持ちがあった。サラハンはビーマカーリー寺院と呼ばれるヒンドゥ教の美しい木造寺院で有名な村である。村から谷を挟んだ向かい側には、雪を抱いた高峰を望むことが出来る。